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微風のイタズラ
ふんわりとした微風が吹く。
いつものように、河原でサイン会をしている。
隣には寝息を静かに立てている、マネージャー。そして、頬杖をついて隣で野球をしている少年たちを見つめているのが、私。とても退屈そうでため息をついてる……なんていうのは内緒。
かきーん、あ、ホームランだ。
しかし、こっちにボールが来る気配はない。嗚呼、なんとも退屈なのだろう。
しかも……サイン会には誰も来ない始末だ。昨日まで来ていた幼児達にも呆れられたのだろう。くそう、舐められたものだ。
とてもとても不幸な私。もう、ポジティヴになんて生きていけない。このまま、アイドル人生を絶ってしまっても構わないのかなあ。なんて思って、ため息をついてみるテスト。しかし、何も解決されなかった。ただ、ぽっかりと穴が開いた。それだけだ。
もう気が狂ってしまえ! と思い、首をぶんぶんと振ってみた。はたから見ればおかいな人。それでもいい、私の思いがこの空のように晴れるのなら、空っぽになれるのなら!
「サキちゃん……なあにしてるの」
おっとりとした声。ああ、マネージャーだ。
「な、なんでもないです」
私は何時も以上に素っ気無く答えてみた。マネージャーは「そうか」といってまた寝る……というのがいつものパターンなのだけれど、今日はなぜか違う行動に出た。私の頭を撫でながら、諭すようにこういったのだ。
「あんまり、無茶すんなよ」
かぁっと顔が赤く染まっていくのが分かる。如何しよう、胸も高鳴ってきた。口を動かそうとすると、急にマネージャーは寝てしまった。今ではすっかり、寝息をたててしまっている。本当に暢気だ。
しかし、それでもいい。何だか、空っぽだった心が満たされた、そんな気がしたから。
微風がまた、吹く。草を靡かせ、川の流れを穏やかにしながら。そして、彼の髪を揺らしながら、通り過ぎる。
まるで、それは微風のイタズラ。可愛い可愛い、小さなイタズラ。
「よおしっ、頑張らなくちゃ」
誰にも、負けないように。
「サキちゃんイズなんばーわんっ……むにゃむにゃ」
fin
初マネサキ
ぬは、サキちゃんちょっとやんでるし、マネージャーキャラ違いすぎるよっ。
これこそ、妄想の産物。
でも、大満足です。
久しぶりにゼロしいが書きたいっ!
ゼロスとしいなのスキット見るたび、萌えます故に。
それと、AIRとかも書きたいなあ。
神奈と柳也と裏葉っ! 愛してますっ(笑)。
いつものように、河原でサイン会をしている。
隣には寝息を静かに立てている、マネージャー。そして、頬杖をついて隣で野球をしている少年たちを見つめているのが、私。とても退屈そうでため息をついてる……なんていうのは内緒。
かきーん、あ、ホームランだ。
しかし、こっちにボールが来る気配はない。嗚呼、なんとも退屈なのだろう。
しかも……サイン会には誰も来ない始末だ。昨日まで来ていた幼児達にも呆れられたのだろう。くそう、舐められたものだ。
とてもとても不幸な私。もう、ポジティヴになんて生きていけない。このまま、アイドル人生を絶ってしまっても構わないのかなあ。なんて思って、ため息をついてみるテスト。しかし、何も解決されなかった。ただ、ぽっかりと穴が開いた。それだけだ。
もう気が狂ってしまえ! と思い、首をぶんぶんと振ってみた。はたから見ればおかいな人。それでもいい、私の思いがこの空のように晴れるのなら、空っぽになれるのなら!
「サキちゃん……なあにしてるの」
おっとりとした声。ああ、マネージャーだ。
「な、なんでもないです」
私は何時も以上に素っ気無く答えてみた。マネージャーは「そうか」といってまた寝る……というのがいつものパターンなのだけれど、今日はなぜか違う行動に出た。私の頭を撫でながら、諭すようにこういったのだ。
「あんまり、無茶すんなよ」
かぁっと顔が赤く染まっていくのが分かる。如何しよう、胸も高鳴ってきた。口を動かそうとすると、急にマネージャーは寝てしまった。今ではすっかり、寝息をたててしまっている。本当に暢気だ。
しかし、それでもいい。何だか、空っぽだった心が満たされた、そんな気がしたから。
微風がまた、吹く。草を靡かせ、川の流れを穏やかにしながら。そして、彼の髪を揺らしながら、通り過ぎる。
まるで、それは微風のイタズラ。可愛い可愛い、小さなイタズラ。
「よおしっ、頑張らなくちゃ」
誰にも、負けないように。
「サキちゃんイズなんばーわんっ……むにゃむにゃ」
fin
初マネサキ
ぬは、サキちゃんちょっとやんでるし、マネージャーキャラ違いすぎるよっ。
これこそ、妄想の産物。
でも、大満足です。
久しぶりにゼロしいが書きたいっ!
ゼロスとしいなのスキット見るたび、萌えます故に。
それと、AIRとかも書きたいなあ。
神奈と柳也と裏葉っ! 愛してますっ(笑)。
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